第469回:1万円と3〜5万円の寿司の美味しさは違う?

この対談は、
前半の「花粉症から始まる地域格差や価値観の相違」と、
後半の「仕事の任せ方とプロとしてのこだわり」
(グルメ・ファッション)
という2つの大きなテーマで構成されています。

花粉症と地域・価値観の格差

秋の花粉症と大腸の関係

9月末に
目のかゆみやくしゃみを感じるのは、
稲やブタクサの花粉が原因。

アレルギー改善には
「大腸(腸内環境)」
を整えることが重要。

杉花粉の歴史

戦後に成長の早い杉を大量に植えたが、
安価な輸入材に押され放置された。

寿命に近い杉が、
子孫を残すための
「最後の足掻き」として
大量の花粉を放出している。

地方と都会の意識差

地方では
いまだにマスク率が高く、
都会とは
「人類が違う」と感じるほどの
感覚のズレがある。

価値観の二極化

LGBTや人種差別への配慮、
共働きといった概念は
「都会的な発想」であり、
地方や特定の富裕層では、
依然として
専業主婦や
伝統的な男女の役割分担が
スタンダードである場合が多い。

仕事を捨て、人生のパフォーマンスを上げる方法

仕事の任せ方のコツ

一気に任せようとせず、
まずは小さく任せて
「楽になる感覚」を知ること。

玉ねぎの皮をむくように、
自分にしかできない
核心部分(コア)だけを残していく
「そぎ落とし」が重要。

お金による判断の鈍り

「数万円払うのが嫌」(取り分が減る)
という目先の損得勘定が、
将来の大きなリターン
(自由な時間と高いパフォーマンス)
を妨げている。

最後は「気合」で一歩を踏み出すしかない。

お金との付き合い方と「自分との約束」

意思決定の指針

お金がない時ほど判断を誤りやすい。

余裕がある時に
「行動指針」(バリュー)を明確にしておき、
どんな時もそれに従う習慣をつける。

三位一体の一致

「思っていること」
「言っていること」
「やっていること」
の3つを一致させる。

この習慣が、
困難な状況でも自分を律する力になる。

【Q&A】高級寿司の価値と「基準」の作り方

1万円と3万円の寿司の違い

和食や寿司は
素材費(原価)が高いため、
1万円ではトップクラスの素材は揃わない。

超一級の素材(ピンのピン)は
購買力の高い東京に集まり、
輸送費もかかるため、
必然的に価格が上がる。

3万円と5万円の差は
ブランド料に近いが、
1万円と3万円には
圧倒的な
「素材」と
「技術(職人の仕事)」の差がある。

「違い」が分かるようになるには

最高峰のものを一度体験し、
「基準」を作ることが不可欠。

ファッション
(黒色の素材感の違いなど)も同様で、
本物を知り、
経験を積み重ねることで
「感性のメモリ」が細かくなり、
微細な違いが判別できるようになる。

結論

北岡氏は、
ビジネスにおいても
私生活においても、
「環境を整え、
良質な習慣を作り、
本物の基準を知ること」が、
人生を味わい尽くすための
鍵であると説いています。

最後は理屈ではなく、
自分を律する
「気合」と「習慣」が
結果を分けるという結論に至っています。