これまでの回(第602回など)で、
ひでさんが
「自分の中にルールを作って冷静にPDCAを回す」
「他人の二重基準や価値観の変遷を一歩引いて俯瞰する」
といった、
常に客観的で冷静な視点を持たれていた背景には、
まさにこの回で語られている
「メタ認知(自分を客観的に見る力)」があります。
この回の内容について、
ポイントを絞って具体的に要約します。
## 第440回「ビジネス成功に必要なメタ認知の鍛え方」の要約
### 1. ビジネスにおける「メタ認知」の重要性
「メタ認知」とは、
自分が認知していることを、
さらに高い視点から客観的に認知する力
(=自分を上空から見下ろすような視点)のことです。
北岡さんは、
ビジネスで継続的に成果を出している経営者や社長は、
例外なくこのメタ認知能力が圧倒的に高いと指摘します。
メタ認知が低いと:
自分の感情や思い込みに支配され、
「なぜ売れないのか」
「なぜトラブルが起きるのか」
の本質的な原因(自分の非や市場の現実)に気づけず、
同じ失敗を繰り返してしまいます。
### 2. メタ認知が高い経営者の特徴
メタ認知が高い人は、
トラブルや想定外の事態が起きても感情に振り回されません。
* **自分を「実験台」として見ている
上手くいかなかった時も
「自分が否定された」と落ち込むのではなく、
「このやり方(変数)だとこの結果が出るのか」と、
自分自身をサンプルとして冷静にデータ分析します。
(第602回の「投資のルールを検証する」という姿勢にも繋がります)
* **顧客や市場の動きを俯瞰できる
「自分が売りたいもの」を押し付けるのではなく、
「顧客はいまどういう心理状態で、なぜこの行動をとっているのか」を、
一歩引いた神の視点(メタ視点)から観察できるため、
ビジネスの勝率が上がります。
### 3. メタ認知を鍛えるための具体的な方法
北岡さんが実践し、
お勧めしている鍛え方は以下の通りです。
* **自分の感情や行動の「なぜ」を言語化する
「イライラした」
「嬉しかった」という感情が動いた時や、
何かを衝動買いした時に、
そのままにせず
「なぜ自分は今そう思ったのか?」
「何に反応したのか?」
を客観的にノートなどに書き出し、
言語化する習慣をつける。
* **自分の行動を「ルール化」し、観察者に回る
あらかじめ自分の行動や判断の基準(ルール)を決めておき、
自分がそのルール通りに動けているかを「もう一人の自分」に見張らせる。
ルールから外れた動き
(スケベ心やサボりなど)をした時に、
「お、今ルールを破ろうとしたな」
と気づけるようになることが、
メタ認知の第一歩である。
これまでの配信で北岡さんが見せていた
「感情に流されず、ルールや数値を淡々と検証する」
「世の中の作られた価値観を冷静に見抜く」
というスキルの根底には、
この「メタ認知」のトレーニングがあることが
よく分かる回となっています。